猛烈な肌荒れを経験し、その後キレイになった人に聞くと「ピルを飲み始めた」という人が結構多いんです。
- 肌荒れが治る
- 肌が明るく、キレイになる
- 胸がふっくらと大きくなる
- ウェストがくびれる
- 気持ちが明るくなる
- 体毛が薄くなる
- 髪がつややかになる
こんな素敵な効果が叶うとしたらとってもいいですよね。
もちろんすべての方に有効な方法ではありません。
ホルモンバランスの乱れに悩んでいる方は、一度試してみる価値はあると思いますよ。
ピルについてはこちらも参考にしてくださいね
ピルの種類
ピルにはいろんな種類があるんです。
今回はそれぞれのピルについて少し説明していきますね。
含有されるホルモンの種類や、その容量、服用方法などでピルには世代と相性の分類があります。
ピルの世代
含まれるホルモンの種類でピルは4世代に分類されます
低用量ピルの世代と黄体ホルモンの種類
第1世代:ノルエチステロン
第2世代:レボノルゲストレル
第3世代:デソゲストレル、ゲストゲン、ノルゲスチメイト
第4世代:ドロスピレノン
ピルの相性
成分構成の違いから3つの相性に分類されます
一相性ピル:21錠すべて同じ成分で3相性のように錠剤の飲み間違い等がなく、代用もできるので、服用が楽です。
二相性ピル:自然なホルモン変化に近づけるため、ホルモン量が2段階に変化します。
三相性ピル:より自然なホルモン変化に近づけるため、ホルモン成分が3段階に変化します。
現在日本で処方されているものは、トリキュラー28、トリキュラー21、マーベロン28、マーベロン21、アンジュ28、アンジュ21、オーソM、シンフェーズ、ラベフィーユ28、ラベルフィーユ21、ファボワール28、ファボワール21になります。
21や28という数字は偽薬の有無になります。
この中だと私のお気に入りはマーベロンです。
マーベロンやダイアンは男性ホルモンが入っていないので美肌のピルとも呼ばれていますね
ピルにはいろいろな種類があるので、自分に合うピルを見つけてくださいね❤
ピルの副作用
心配なのは副作用ですよね
ピルの副作用にはこんなものがあります。
・乳房のハリ感、痛み
・吐き気
・頭痛
・不正出血
・体重の増加
・むくみ
・肌荒れ
ピルを飲むと、妊娠したような状態になるので体質はやはり変わってしまいます。
すぐにあらわれる副作用としては、吐き気や頭痛があります。
私は初めて飲んだ時は翌日から翌々日まで吐き気が強かったです。
ホルモンバランスが急に変わったので体が慣れるまでは少しつらくなると思います。
つわりってこんな感じなのかなと思いましたが、それでも一応仕事はできる程度でした。
ピルの飲み始めは週末やお休みが取れる時期がオススメですよ。
つわりにも個人差がありますよね。
なのでピルを飲んですぐの副作用にも個人差があるんです。
2~3日はぐっと我慢してください。
強い副作用は1週間前後には大抵消えていると思います。
あんまりひどいようなら、他の種類のピルもたくさんあるので我慢しすぎないようにしてくださいね❤
不正出血も私はありませんでしたが、よくある症状です。
これもほとんどの場合は徐々に収まっていきますので1-2カ月は様子を見てください。
あまり多いようなら医療機関を受診してくださいね。
体重増加もあると思います。
ピルを飲むと体が妊娠を維持しようとするときと同じで水分をかかえこもうとするんです。
適度な運動と食生活、マッサージや着圧タイツで対策してきましょう。
それでもせいぜい1-2kgの範囲だと思います。
浮腫みはおとせば1-2kg減りますもんね。
元々病的に痩せすぎの方は太ってしまうと思いますが、それは健康になったということだと思います。
健康になったことで食欲が増し、体重が増えるということもあると思います。
毎日体重計に乗っていれば急激に増えるということはないと思いますよ。
あとは体に丸みがでます。
胸がふっくらとして、女性らしい体つきになっていきます。
私は、太らないピルとして有名なヤスミンを個人輸入しています。
むくみがでてしまったは利尿剤も時々使っています。
この話はまた今度しますね。
そして残念ながらピルを飲むことで肌荒れをしてしまうという人もいます。
残念ながらすべての人に効果があり、すべての人が使え、すべての人に副作用がないものなんてないのです。。
男性ホルモンであるアンドロゲンを含まないピルに変更するなど、方法はいくつかあるとは思うのですが、こればかりは個人差なのではっきりとは言い切れません。。
でも、試してみないとわからないですよ。
是非ドクターと相談して自分にあうピルを見つけてください❤
ピルを飲めない人
- 乳がん、子宮内膜がん、子宮筋腫、または子宮頸がんがある、またはその疑いがある
- 異常性器出血がある
- 血栓性静脈炎、肺塞栓症、脳血管障害、冠動脈疾患にかかっている、または以前かかったことがある
- 4週間以内に大きな手術を予定している、または手術後2週間、産後4週間以内
- 重い肝障害がある
- 脂質代謝異常がある
- 高血圧(最高血圧160mmHg/最低血圧95mmHg以上)がある
- 妊娠中に黄疸や妊娠ヘルペス、持続性そう痒症にかかったことがある
- 妊娠している、またはその可能性がある
- 35歳以上で1日15本以上のタバコを吸う
- 思春期前
- 授乳中
- 肝腫瘍がある
- 耳硬化症がある
- 抗リン脂質抗体症候群にかかっている
- 血栓性素因がある
ピルで不安なのはやっぱり血栓症のリスクです。
これは最初の診察の時に必ず確認される項目だと思います。
血液をサラサラにしてくれるクリルオイルのサプリを飲んでいる方も結構いますよ。
クリルオイル
クリルオイルは近年、“健康長寿の延伸”に寄与する成分として注目を集めている天然の油脂素材です。
オメガ3系脂肪酸、リン脂質、アスタキサンチンを含有するもので、特にリン脂質結合型のEPA・DHAを豊富に含んでおり、人体への吸収性も高いことが分かっています。
脳機能、関節(抗炎症)、肝機能、抗メタボなど、生体に対する様々な生理機能効果が報告されています。
体にいいのはもちろんですが、美容にも効果ありですよ
アスタキサンチンもオメガ3系も一時期大ブームでしたよね。
クリルオイルは南極オキアミといわれるエビに似たプランクトンが原料になります。
南極の氷の下でも凍らない融点の低さということで、血液サラサラ成分として注目されています。
わりと安価で手に入るので、ついでに購入するのもいいと思いますよ。
ピルを飲んで肝臓の数値が上がってしまったり、肝臓に良性の腫瘤ができてしまう方も稀にいます。
ピルを飲んでいる間は年に1,2回は必ず血液検査を受けるようにしてくださいね❤
それでは、また❤