一か月の間で、女性のホルモンバランスは周期的に変化していきますよね。
これによってさまざまな体調の変化や、身体的な変化があるかと思います。
ホルモンはほんの少しの量で、体におおきな影響を与えます。
繰り返される大人ニキビも、実は子宮や卵巣など、婦人科系の疾患の初期症状であるかもしれないのです。
婦人科系が原因の場合特にアゴまわりにニキビができやすいといわれています。
婦人科系が原因の場合は、ホルモンバランスが安定すれば、皮脂の分泌も安定してきますし、肌もまたキレイに戻すことができますよ。
繰り返すニキビに悩んでいて、一度も婦人科検診をうけたことがない方は是非一度受診してみてくださいね
実は私も婦人科疾患が肌荒れの原因のひとつでした。
婦人科系の治療をしてから、肌が一気にきれいになり、それまでが嘘のように人生が楽になりました。
月経過多、生理不順があり、一時期は半年近く生理が止まっていたこともありました。
初めて婦人科を受診した時に、「半年も生理が来ないのに放置するなんて、おばあちゃんになりたいの?」と言われたんです。
月経がないということは、自分の体を更年期と同じ状態に老化させているのと同じことなんです。
更年期以降、自律神経は乱れ、肌は荒れ、骨はもろくなり、体の機能が低下していきます。
気持ちの浮き沈みが激しく、いろんなことがうまくいかないような気持になったり。。
それらもすべて、ホルモンによる影響なんですよ。
治療を始めてからは、本当に人生が変わったと思います。
日本の女性はいまだに生理痛は耐えるもの、月経困難は病気ではない。という認識が強いと思います。
月経痛があるということは、病気の可能性があるということだし、月経困難は、治療する方法があるんです。
例えば、毎月鎮痛剤を飲まなければならない程度の月経痛がある場合は、子宮内膜症の可能性があります。
私も子宮内膜症の診断を受けています。
月経痛は一般に、発痛物質のプロスタグランジンが子宮内膜に多く存在するために起こると考えられています。
低用量ピルで子宮内膜を薄く保つ作用があるので、発痛物質そのものの量を抑えることができるとされています。
また、経血の量も減らすことができます。
私も以前は経血量が多く昼でも夜用のナプキンを使い、夜は夜で夜用のナプキンを重ねて使い、数時間おきに起きて交換していました。。
月経過多による貧血も強く、肌色は暗くカサカサしていました。。
ピルを飲むようになってから、肌は格段に明るく、きれいになり、本当に人生も楽になったんです。
ピルを飲んでいる、というと、いまだに性に奔放なイメージをもたれることがありますが、そんな考えは古いですよ笑
一人でも多くの方の人生が明るいものになりますように。
心から願っております❤
それでは、また❤